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こんな夢を見た。

夢

癖の強いママ友たちとも自分を誤魔化して付き合ってきた。
自分はもうすぐ死ぬ病気だ。
息子のことは家のことを手伝ってくれてる人たちに何度かお願いしたが
全員悲しそうな優しい表情で頷いてくれたが
あの人たちは誰だったか?

多分今日死ぬとわかり、正直に振る舞おうとし始めた。
夫らしき人は息子を頼むには信頼できない。全く信頼できない。

息子が来年入学する小学校でふけい説明会があった。
自分のことを話し、息子をお願いしてた気もする。
が、気づくと教室は空っぽだった。
我慢して付き合ってきたママ友達は次々ボロを出し互いに傷つけ思い切った行動に出、自滅していった。

その日の夜台所で
息子にお魚食べたい?と聞くとうん、と言うので一夜干しを焼いてあげた。
私が死んだ後、ここにこれがあるから使ってねとかこれまだあるから食べてねなど、伝えておきたい大事なことはこれじゃないなと思いつつ伝え続けた。

空になったお皿を流しで洗いながら、もっと生きられたらいいのになと初めて思ってみた。
夜風が涼しいベランダへ続く窓が空いており、魚をきれいに食べたであろう息子と、知らない少し大きい子供が布団を並べて寝ようとしている。
少し大きい子はおとうさん、痛いようといいながら苦しんでいる。
見るとその子の全身にみるみるうちに深くなってゆく亀裂のようなかぎ裂きのような傷が現れた。
その子の手をそっと握り、添い寝している知らない人がいた。
多分同じ階の住人かもしれない。
痛がる子供になんと声をかければよいのか思案しながらその子の手を握る。
死にたくないな、と思った。


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